2024-01-01から1年間の記事一覧

道行く人の安穏を祈る

違う信仰をしている方から、「阿含の星まつり」会場周辺の参道に立って参拝者をお出迎え、お見送りをする人の姿勢について、次のようなメールをいただきました。 〝道に立たれてる方々が沢山見えて、合掌していましたが、通過する車の交通安全を祈願してくだ…

阿含の星まつり

令和6年2月11日(日)、京都市山科区の北花山大峰の阿含宗本山境内地において「阿含の星まつり」が開催されます。 世界平和、家庭安穏を祈る奇蹟の祭典です。 一人一人の安穏、一件一件の家庭安穏が世界を平和に変えます。 不可能を可能にするために、奇蹟を…

栄養の摂り方は心の修行

今週のお題「元気を出す方法」 「不可能を可能にする」ほどの元気を出すには、どうしたら、いいでしょうか。 まず、栄養の摂り方から考えていきます。食べた物がよく消化され、脳を含む身体の栄養となるように、反対に、偏った食べ方で脳の栄養失調にならな…

不可能を可能と思う

前回の八正道についての自分の文章を読むと、頭から無理、できないと言って、やろうとしない心が垣間見えます。 頭から不可能と思えば、可能なことも不可能になってしまうでしょう。 私にとって、八正道は、仏教徒として、できるか、できないかの問題ではな…

八正道

ブッダとなられたゴータマは、鹿野園において五人の修行僧たちに成覚後、はじめて説法されました。「四聖諦」という四つの聖なる真理とともに「八正道」が説かれました。初転法輪(しょてんぽうりん)といわれる出来事です。 『実に「苦しみ」という聖なる真…

八聖道の構造

馬場紀寿著「初期仏教 ー ブッダの思想をたどる」(岩波新書)を読んでいます。 タイトルに「ブッダの思想をたどる」とありますので、ブッダはどういう修行法をお説きになられたのかという問いかけは、筋違いかな、と思いました。 しかし、「八聖道の構造」…

ブッダという男と初期仏教

小雪が舞う中、京都の寺町通りにある仏教書専門店に寄りました。 店内に入ると、清水敏史著『ブッダという男 ― 初期仏典を読み解く』(ちくま新書)と、馬場紀寿著『初期仏教 ― ブッダの思想をたどる』(岩波新書)が並んで平積みされていました。なかなか粋…

風難

テレビドラマ『正直不動産』の第1話のラストシーンにこんなセリフのやりとりがあります。 和菓子職人の石田役(山崎努) 「そういえば、儲からないのに、なんで五十年も菓子、つくってるのか聞いたな。」 永瀬財地役(山下智久) 「・・・はい。」 石田 「大…

賢劫の千仏

「阿含の星まつり」会場に参道から結界へ抜けるトンネルがあります。参道から向かうトンネルの入口を『現在賢劫門(げんざいけんごうもん)』、結界へ抜ける出口を『未来星宿門(みらいせいしゅくもん)』と阿含宗開祖は名づけられました。 その名前の由来に…

心をひとつにする

以前、「阿含の星まつり」に参拝された菅沼晃元東洋大学学長は、次のように語りました。 「奇蹟とは特別なことが起きることではない。人間は一人では何もできない。だから心を一つにすることが大きな意味を持つ。人間の最も純粋な行為である祈りにより、個と…

未来の希望を照らす

毎年、2月11日前後の日曜日に、京都北花山大峰の阿含宗本山境内地で「阿含の星まつり」が執り行われています。 今年は、2月11日(日)に行われます。 「星まつり」とは、人間の運命をつかさどる二つの「星」を供養して、悪い運命の流れを好転させ、良い運命…