2023-01-01から1年間の記事一覧

マニプーラ・チャクラと腸活

腸と脳はとても密接な関係にあるという記事です。腸は「小さな脳」というあだ名がついているほど、幾重にも神経を張り巡らし、その膨大な神経叢を駆使して、大脳と密接に連絡し合って、独自の自動制御システムを作動させているといいます。 脳は腸から生まれ…

宣言

再び、二十一日間の如意輪法を終えました。期間中、泊りがけの出張がありましたが、法具を持ち出して、なんとか続けることができました。今までは、お次第にそって祈願しましたが、しばらくは、祈願としてではなく、道場観、正念誦、散念誦を抽出して瞑想、…

『神州の守護』

大阪護国神社の境内地で行われた阿含宗南関西支部による柴燈護摩法要にお参りしました。 ついつい平和な日常を過ごしておりますと、祖国日本に命を捧げられて護られた御英霊や、戦災で犠牲になられた方々の存在を忘れがちになります。そういう方々の犠牲の上…

最近、見た夢

今週のお題「夢」について 目覚めて、いつまでも記憶に残るような夢を見たことは滅多にありませんが、過去を振り絞って、記憶をたどりますと、祖母が亡くなった後と、養父が亡くなった後で見た夢をかすかに思い起こすことができます。 祖母が亡くなったあと…

地磁波発生の磐座

天王山の麓にある小倉神社へお参りしました。拝殿の後ろに周ると、丸い碑が立っています。 丸い碑には『小倉神社磐座 地磁波発生の処』と彫られています。そして、隣の石碑には、その説明と思われる内容が彫られていました。 『地磁波 地球の持っている磁気…

瞑想は心の使い方

瞑想は心の使い方を学ぶ修行とされています。瞑想の心の使い方には、集中して思念を留める「止」(シャマタ)と洞察して分析する「観」(ビバシャナ)の二種類があります。 如意輪観音様の前で祈りと瞑想を続けていますが、集中力の強化が非常に重要だと痛切…

〝青雲の志〟

伊勢市の尾崎咢堂記念館を訪ねたことがあります。 そこで、1枚の写真に目がとまりました。尾崎翁64歳ごろの写真と思われます。 1922年(大正11年)、芝公園での演説 音響設備のなかった時代、たくさんの群衆の集まる中、演説が聞こえたんだろうか、と思いま…

〝良寛の自戒三十條〟

人を説得するには、言葉は必要か、ということを考えたいと思います。 良寛さんのところへ、実家から手紙が届いた。良寛さんの甥にあたる青年が、近ごろ遊びをおぼえて、親の意見もきかず、ほとほと手にあまるので、良寛さまからきついご意見をしていただきた…

〝魅力を持つ〟

人を、自分の思いのままに動いてもらうにはどうしたらいいでしょうか。 自分に都合よく、人に喜んで協力してもらうことはできるのでしょうか。 先日、某宗の布教師連盟のかたがたが、青山のメディテーション・センター*1を参観したいということで、多数おい…

〝獅子の児ならばよじのぼれ〟

10月15日の阿含宗開祖涅槃会に向けて、謹しみ敬い、ご教示を書き写し奉ります。 君が、超人—超能力者を目指そうというのであれば、私は語ろう。 いみじくも、ツァラトゥストラが語ったごとく、超人とはおのれを超えてゆくものである。他を超えてゆくのであれ…

なにものにもとらわれず、自由にのびのびと瞑想するには

かつて、阿含宗開祖桐山靖雄管長が短波放送で講義したときの内容です。 瞑想の心構え 瞑想の修行に当たって、最も大切な心構えについて述べてみましょう。 一口に言うと、「瞑想の妨げになるようなことは避け、修行の助けになるようなことをする」ことが大切…

般若心経の教え

般若心経の説く眼目は「智慧の行」だと理解しております。 「空」の教えを「欲望に執着するな。とらわれるな。」というだけですと、片手落ちで、やはり執着しなければ、何事も成就できないのではないでしょうか。 達磨大師のような「面壁九年」の坐禅に至っ…

二十一日間の感想

8月28日から21日間、なんとか曲りなりに如意輪法を行うことができ、自分の願望もそれなりに、かないました。 とても良い感触を掴んでいます。 気づきもあります。 本当は、ブログ更新も、毎日、一緒にするつもりでしたが、三日坊主に終わってしまいました。 …

ものの道理

如意輪観音さまの右の第三の手は、念珠を持つ、畜生界の衆生を救う手だとされています。 畜生界の根本煩悩は、『癡』です。それを断つ実践が、智慧行で、念珠を持つ手は、それを示しています。 『癡』は、ものの道理のわからない心の作用だといわれています…

情に棹させば流される

もう23年前のテレビドラマになりますが、中園みほ脚本の『やまとなでしこ』の中で、こんなシーンがあります。 主人公の桜子(松嶋菜々子)が、東十条(東幹久)との挙式の途中、『とんずら』して欧介(堤真一)の前に現れ、告白する••• 桜子「お金には変えら…

自信と慢心は紙一重

如意輪観音さまへの願掛けは、順調に九日目を迎えました。 願掛けは、壇上の仏画に描かれた如意輪観音さまと、自分の心の中でイメージした如意輪観音さま、そして、「仏界」という異次元の高い世界におられる如意輪観音さま、この三つをひとつにして拝むとい…

大いなるものにすがって、人の力になりたい

自分が救われたいために、大いなるものにすがって、人の力になりたいです。 私は全くの無力です。 如意輪観音さまの六本の救いの手にすがります。 右の第一の手は、思惟の姿で、地獄界の衆生を救う手とされます。地獄に陥った衆生を救済するのは非常に難しく…

願掛け

今日から如意輪観音さまに21日間の願掛けをします。 願掛けするにあたって、自己中心の祈願をするのではなく、人のために祈るように心掛けます。 別に誰かからやれ、と言われたわけではなく、自分で勝手に思い立ってはじめます。ただ、普通に仕事を勤務し…

まるで旧知の仲のように

大阪の京橋から京阪電車の特急に乗って帰るところ、うっかりウトウト居眠りして、降車すべき駅を通り過ぎて終点の出町柳まで来てしまいました。 仕方なく、引き返すために、始発の準急に乗り、発車の待機をしていると、真向かえに一人の外国人が座って来まし…

ブログを黙想・瞑想の訓練の場にする

基本的訓練―黙想と瞑想 心の訓練は集中にはじまり、黙想から瞑想に至る。黙想は、集中が終わるところからはじまる。集中の目的は、意識の光をできるだけ明るくするために、頭の中の視覚の小さな分野に関心の焦点を合わす作業である。いうなれば、サーチライ…

五山の送り火―大文字

京都の8月16日は、五山の送り火が行われます。 今日の京都は、台風7号が過ぎ去り、快晴でした。昨日、一昨日の天気でしたら、暴風雨で中止になっていたでしょうか。 無事にご先祖様をお送りできたようです。 五山の送り火―大文字 別の日ですが、如意ケ嶽の…

お盆と終戦記念日

お盆と終戦記念日が近づいてまいりました。 一見、何の関係もないように考えておりましたが、お盆の由来を知りますと、共通する心のあり方に思い当たります。 お盆の由来は、目連尊者のお話が有名です。 目連尊者は、お釈迦さまの十大弟子のおひとりで、神通…

人間世界は神々の世界から見ると、どう見えるのか。

引き続き、前回の記事のつづきです。 善行をしていた者は、死後、善いところ、天界に再生するはずなのに、誰も戻って報告する者がいないから、天界はない、来世はない、と主張するパーヤーシ王に対して、仏弟子クマーラ・カッサパは、例え話で応えます。 「…

報告がないからといって、何もないと言えるだろうか。

前回のつづきを続けたいと思います。 霊魂も来世も信じないパーヤーシ王は、その論拠として、沙門の言うとおりだったら、地獄に再生するはずの人間から、死後、誰も地獄について報告をしてきた者はいないということを挙げました。 それに対して仏弟子の沙門…

『霊魂も来世も存在しない』

霊魂も来世も信じないパーヤーシ王に対して仏弟子のクマーラ・カッサパがいろいろな譬え話をする対話が阿含経に記録されています。おおよそ次のようなお話です。あらかた、私の独断的解釈で手を加えております。 仏弟子の尊者クマーラ・カッサパは、五百人の…

勝海舟の言葉

ブログを書いて気づきますことは、ひとつのテーマに絞って、静かに考え、眼前の境界を忘れて想像を巡らすことにおいて、瞑想と同じではないだろうか、と思います。 ただ、違うところは、ブログは自分の外に発信しますので、読み手を意識して、言葉を選んで表…

選択能力と被選択運を高める

人生は、何を選び続けてきたか、その結果であるという見かたはできないでしょうか。 いや、自分は、何も考えずに、全く意識せずに「無意識」に無目的で生きていますという人もあるかもしれません。確かに、進学、就職、結婚となれば、いろいろ考えて選択する…

本日の瞑想の気づき

本日の気づきと課題 親切の炎を燃え上がらせよう。 腹立ちを親切の炎で焼こう。 それができるよう、観て救うこと自在の観自在菩薩に祈ろう。

気楽にのびのびと肩の力を抜いて空の瞑想をする

自由に、のびのびと気楽な気持ちで、椅子に腰かけて、空の瞑想をします。本格的な座法ですることもありますが、肩の力を抜いてリラックスして気軽に遊び感覚でします。 果てしなき大虚空を想え。 銀河系・太陽系を遥か彼方に。 その中心に身を置き、坐せ。 …

言葉とイメージが与える心への影響

普段、自分の心に、どのような言葉を語っているのか、どのようなイメージを想い起こさせているのか、意識していないことだけに、自分に語る言葉の癖、自分に思い起させるイメージの癖は注意したいところです。自分でつくりあげたそのイメージに無意識に実現…